SkySeaS Journal(スカイシーズ・ジャーナル)

【ES・ガクチカ】「高校時代の話」で採用担当をがっかりさせない自己PRのNG例と対策

2026年10月27日 23:38

早期選考や早期エントリーに向けて、「大学時代のネタがなくて、高校時代の部活やキャプテン経験を書きたい……」と悩んでいませんか?

結論から言うと、高校時代の経験は自己PRに使えます。ただし、ガクチカやESで大学入学後の経験を求められている場合は、設問の条件を優先しましょう。

ただし、「キャプテンでした」「大会で優勝しました」という思い出や肩書だけでは、本人の強みが伝わりません。

採用担当者から「本人は何を考え、何をしたのか」「大学生になった今はどう活かしているのか」と疑問を持たれる可能性があります。

大切なのは、高校時代の実績の大きさではなく、自分の判断と行動を示し、その強みが現在や入社後にどうつながるかを伝えることです。

本記事では、広告会社SkySeaS(スカイシーズ)の採用担当者の視点から、伝わりにくい自己PRのNG例と改善例を紹介します。高校時代の経験を、大学での行動や入社後に活かせる強みへとつなぐ書き方を具体的に解説します。

1.高校時代の経験は自己PRに使える?

高校時代の経験も、現在の自分の強みを説明できるなら、自己PRの材料になります。ただし、「自己PR」と「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」では質問の目的が異なります。

自己PR:自分の強みと、それが発揮された経験

ガクチカ:何に取り組み、どう考え、行動したか

ガクチカでは大学入学後の経験を求める企業もあるため、設問の条件を確認しましょう。

2.同じ「キャプテン」でも、経験の中身は違う

例えば、全国大会を目指す強豪校のキャプテンと、楽しく活動することを重視する部活動のキャプテン。どちらも同じ役職ですが、求められる役割は異なります。

強豪校:目標=競技成績の向上/課題例=実力差・競争・プレッシャー/判断例=練習の質と負担の両立

楽しく活動する部活動:目標=活動の継続や満足度/課題例=参加率・意欲差・人間関係/判断例=楽しさと規律の両立

これは優劣の比較ではありません。目標や環境が違えば、解決すべき課題も、必要な判断も変わるということです。

さらに、監督が方針を決めていたのか、キャプテン自身が考えていたのかによっても、本人の役割は異なります。

「キャプテンでした」という肩書だけでは、実際に発揮した力までは分かりません。

3.チームの実績と、本人の貢献は分けて考える

「全国大会に出場しました」「部員50人をまとめました」という実績は、経験の背景を知る手がかりになります。ただし、チームの成果が、そのまま本人の能力を証明するわけではありません。

「チームが何を達成したか」と「あなたが何をしたか」は、別の話。

採用担当者が知りたいのは、次の4点です。

1. 状況:どのようなチームだったのか

2. 課題:何を問題だと考えたのか

3. 行動:自分の判断で何をしたのか

4. 結果:その行動によって何が変わったのか

大きな大会実績がなくても、自分で課題を見つけ、改善した経験には十分な価値があります。

4.自己PRのNG例と対策|「みんなをまとめました」で終わらせない

【NG例】肩書と抽象的な強みだけで終わる自己PR

例えば、次の自己PRです。

「私の強みはコミュニケーション力です。高校時代は部活動のキャプテンとして、一人ひとりの意見を尊重し、チームをまとめました。」

これだけでは、どのような力を発揮したのか判断できません。次の質問に答えてみてください。

・部員の間に、どのような意見の違いがあった?

・その原因をどう考えた?

・あなた自身は何を提案し、実行した?

・その前後で、チームはどう変わった?

【改善例】判断と行動を具体的にする

「高校時代、部員の参加意欲に差があり、練習への不満が出ていました。私は部員ごとに理由を聞き、全員で取り組む練習と個別に選べる練習を分ける案を提案しました。その結果、部員が自分の課題に取り組みやすくなりました。」

※これは書き方を示す架空の例です。実際のESでは、自分が本当に行ったことと確認できる結果だけを書きましょう。

このように、状況・課題・本人の判断・行動・結果を具体化すると、調整力や課題解決力など、強みの中身が伝わります。強みの名前より、強みが表れた行動を伝えることが大切です。

5.高校時代の経験を大学・入社後につなげる書き方

もう一つ知りたいのは、高校時代の経験と現在のつながりです。

例えば、高校時代に部員の意見を整理していた人が、大学のグループワークでも同じ力を発揮しているかもしれません。

高校時代ほど大きな実績が大学になくても構いません。ゼミ、アルバイト、グループワークなど、当時の強みを活かした小さな行動を一つ示すだけでも、現在の自分が伝わりやすくなります。


【NG例】「高校時代はキャプテンとしてチームをまとめました。この経験を仕事に活かしたいです。」

【改善例】「高校時代に意見の異なる部員の話を聞き、練習方法を調整した経験があります。

大学のグループワークでも、意見が分かれた際は目的を整理し、役割分担を提案しています。

入社後も、関係者の考えを理解しながら課題解決に取り組みたいです。」

※改善例は架空の文章です。大学で実際に行っていないことを付け足す必要はありません。


ポイントは「高校で培った強み → 大学での具体的な行動 → 入社後にどう活かしたいか」の順でつなぐこと。

大学で別の強みを身につけたなら、その変化を伝える方法もあります。

現在の経験がまだ少ない場合も、何を学び、今どんな行動を始めているかを自分の言葉で説明しましょう。


6.SkySeaSが考え方と行動を重視する理由

SkySeaS(スカイシーズ)は、テレビCM、ラジオ、Web広告、SNS広告などを活用し、戦略立案と分析を強みとして企業の課題解決を支援する広告代理店です。

私たちの仕事は、単に広告をつくったり、届けたりすることではありません。

お客様との対話や、これまでの取り組み・実績をひも解き、お客様自身も気づいていない強みや魅力を発掘すること。

そして、その魅力を整理し、「誰に、何を、どのように伝えるか」を考え、広告戦略へとつなげていきます。


実は、就職活動にも似ているところがあります。

「高校時代にキャプテンだった」「大会で優勝した」という経験も、そのとき何を考え、どう行動したのかを振り返ることで、自分でも気づかなかった強みが見えてくるかもしれません。

私たちは、就職活動を通じて、皆さんにも自分自身の魅力を発掘してほしいと考えています。


同時に、SkySeaSの仕事では、見つけた魅力や課題を整理し、相手に伝わる形にする力も欠かせません。

だからこそ、応募者の皆さんについても、

・何を課題だと考えたのか

・なぜその行動を選んだのか

・結果から何を学び、自分の強みをどう捉えているのか

という、考え方や行動の過程を大切にしています。

特別な肩書や華やかな実績は必要ありません。

身近な経験でも構いません。そこにある自分なりの強みを見つけ、自分の言葉で伝えてみてください。

「考える力」は、実際の広告の仕事でどう活きる?

では、自分で考え、行動する姿勢は、実際の仕事でどのように活かされるのでしょうか。

大学時代に広告の仕事へ憧れを抱き、SkySeaSへ入社。

現在はタレント出演交渉や広告施策の進行などを担当する中堅社員のエピソードを紹介しています。

学生時代の想いが、どのように仕事につながっていったのか。

ぜひ、こちらの記事も読んでみてください。

▶ SkySeaS中堅社員インタビュー|憧れから交渉のプロへ


まとめ|肩書ではなく、経験の中身を伝えよう

高校時代の経験は、自己PRの材料になります。ただし、肩書やチームの実績だけでは、あなた自身の強みは伝わりません。

伝えるべきことは、①どんな課題があったか、②自分は何を考え、どう動いたか、③その強みを大学でどう活かしているか、④入社後にどう活かしたいか、の4点です。

高校時代の経験を現在と未来につなげることで、単なる思い出話ではなく、あなた自身の考え方と行動が伝わる自己PRになります。

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あなたとお話しできることを、楽しみにしています。